計算例

ビットコインを1万円買うと何BTC残る?コスト項目の分解

価格を予測せず、買値・手数料・スプレッドから実際の受取数量を計算します。

30秒で分かる結論

  • 受取数量は「費用を引いた購入可能額 ÷ 実際の買値」で求めます。
  • 販売所の提示買値に価格差が含まれる場合、スプレッドをもう一度引くと二重計上です。
  • 1万円で注文できるかは、受取数量とは別に最低注文数量・注文単位も確認します。

「1万円 ÷ 現在価格」だけでは決まらない

1万円で受け取れるBTCは、注文画面の買値と、購入までに差し引かれる費用で変わります。チャートの参考価格は、実際にその価格で全数量を買えることを保証する値ではありません。

販売所では提示された買値、板取引では注文価格と約定結果を使います。取引手数料は注文方式や事業者によって異なるため、同じ時点の注文画面と公式手数料表をそろえて計算します。[1][2]

先に4つの入力値をそろえる

入力値確認する場所計算での扱い
購入予算日本円残高と今回使う上限計算の出発点
買値注文画面の購入価格・注文価格費用控除後の金額を割る
率の手数料公式手数料表と注文方式購入予算または約定金額に掛ける
固定費入金方法などの料金表円額のまま予算から引く

計算例:価格ではなく手順を見る

以下は計算方法を示す仮定値であり、実勢価格や特定サービスの条件ではありません。予算1万円、買値1BTC=1,000万円、率の手数料0.10%、固定費0円とします。

手数料 = 10,000円 × 0.10% = 10円

受取数量 =(10,000円 − 10円)÷ 10,000,000円/BTC = 0.000999 BTC

画面に表示された買値がスプレッドを含むなら、この例ではスプレッドを別に引きません。基準価格から価格差を別計算するときだけ、同時刻の値を使って追加します。

受取数量と「注文できるか」は別に確認する

計算上の受取数量が出ても、最低注文数量や注文単位を満たさなければ、その数量のまま発注できません。たとえば、計算結果が0.000999 BTCでも、対象サービスの最低数量が0.001 BTCなら予算不足です。

売却まで考える場合は、売却側の価格差と費用も必要です。損益分岐価格は利益予想ではなく、入力した購入費用と売却費用を回収するために必要な価格として読みます。

参照した一次情報

本記事は一般的な情報の提供を目的としています。将来の利益や特定サービスの優位性を保証するものではありません。取引前に最新の公式情報と注文画面をご確認ください。